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2004年 10月 08日
僕も所属しています、SSAです。
今回はソロコンに参加することもあり、ちょっと一次予選とSSAの本番が近かったのでお休みさせていただきました。 今回ちぇろぱは一気に人が抜けたこともあってご迷惑をおかけしました。すみません。(まぁ出ててもチェロだったかどうか怪しいけどね) 一回ぐらいは練習聞きに行こうと思いながらもなかなか日程が合わず、結局行けたのは最後の練習のとき。しかもちぇろぱのスペアに僕の楽器を貸してくれということでなぜか楽器持って参加。1・2時間だけ練習を見学したんですが、劇的序曲を聴いたら冒頭部の「♪ミー!ラー!」だけローネで弾きたくなった(^^; そして当日。 昼間はB団の総会があったため、開演にあわせてふつうの一般客として聴きに行くことになりました。 18時開場、18:30開演だったのですが、B団の方々数名と向かって駒場東大前に着いたのが18時過ぎ。軽く何か食べておこうかということで駅前のマックに入りました。そのとき! 大雨。かなりの降りっぷり。 駅の方を見ると、改札を出たものの余りの雨に軒下から出られない人が何人もいました。傘はちゃんと持っていましたが、どう考えてもこれじゃびしょぬれです。ちょっと待っていましたが一向に止む気配もなく、あんなところにタクシーも来そうにないので意を決して歩いて向かうことにしました。 しかしすごい雨。時間は5分前。僕のスニーカーの中は既に水が入ってグッポグッポいってます。ああ、こういうの、小学生のときに運動靴びしょぬれにしてたときみたいな感じだ。 やっとこさホールに着きました。ズボンの裾から先はもうぐっちょぐちょです。傘にも穴開いてたらしく水滴たれてきてたし。まぁ、しょうがないですが。 というとこで急いでホールに入ります。お、受付はこまちゃんだ。お久しぶり。 …ん?音がしない?まだ開演してないのかな、だったら急いで入れば…と思った瞬間、下から上がって来たP団のFさんが「…今始まったみたい」 残念ながら一曲目のCKさん指揮による「プレリュードとフーガ」は聴きそびれてしまいました。あぁー、CKさんの指揮ちゃんと見たかったんだけどな。残念。 しかし、ロビーのスピーカーのスイッチが入っていないのか、音が全然聴こえてきません。ここってそうだったんだっけ?? 仕方なしに扉に耳を近づけて怪しい格好で中の音を聴いているとき、事件はおきました。 「みっ、みずがぁぁぁぁ!!」 ふと見てみると、ホール横の通路の扉(おそらく外に通じている?)の下から水が漏れ始めています。しかも結構な勢いです。真紅の絨毯がみるみるうちに濡れていきます。余りの勢いに、同じく扉の外で待っていたお客さんが受付の子に「ホールの人に言ってきたほうがいいんじゃないの?」と伝えていました。 受付の子はダッシュで事務所のほうに向かっていったんですが、ちょうどそのとき一曲目が終わったらしく拍手が聴こえてきたんであとは見届けずに中に入りました。(オイ) お客さんは…雨の影響もあるのでしょうか、結構まばらです。なぜか客席の照明が明るいまま(休憩時よりは暗いでしょうが、本番中にしては明るかった気が)なので、指揮者入れ替わり待ちの奏者もジロジロと客席を見ています。ドラの人は正面だからあれだけど、ほかのパートの人が首曲げてまで見てるのはあんまり感じのいいもんじゃないな。 そして指揮者もあんどれんさんに変わり、2・3曲目。 …すみません、あんまりイメージにない…。客観的に客席からSSAを聴くのは第3回のときから4年ぶりなんですが、奏者として入ってるときに思っていたよりも音がきれいだなということに気付きました。(自分がいなくなったからかこのやろう) でも、なんとなく幅不足のような気が。これだけの雨で一気に湿度が上がって、楽器が鳴っていないって事もあるのかもしれませんけど。 4曲目の劇的序曲も、(あ、指揮はえもやんさんに変わってます)がんばって弾いているんだろうなーというのは見ててわかるんですが、いかんせん音が飛んで来ないです。僕はこの曲はアクセントや拍(間)が結構イノチのような気がするのですが、たとえば一番最初の音の出だしとか、それと同じ部分とか、いろんなパートから出てくるアクセント部分とかが不足していたような。私が学生時代によく使ってた表現で言うならば「、音の切り口がもっと角の立った四角い音」って感じですかね。いわば音声学で言うところの破裂音。(…で合ってるのか?) あ、一番最初の音はよかったです。指揮者の振りも相当気合入ってましたが…。あれが続くとよかったけどなぁ。 その、ちょっと物足りない感は音量のみならず、休符の食いや16分音符のキレにも出ていたような気がしましたね。要は「メリハリが足りないのでは?」ということですか。聴いている方も休符で「クッ!」と息を呑んでしまうような、そんな感じが欲しかったです。 あと、これは好みの問題なんでしょうけど、中盤~後半部分の静かになるところがテンポもゆっくりになるのはなんか…ちょっと違うような…。 なんかあの曲はテンポはそのまま、テンションで雰囲気を変えるってイメージが。ま、好みですね。 そして休憩時間。久しぶりにOGSWRとも会いました。ほんと、今日の雨はテメェのせいだろ!ということにしておいて、と。(ほんとはそれに「恐縮です」って言ってほしかったんだが) 二部。 再びCKさんの指揮でシベリア。 この曲、はるか過去に聞いてからすっかり忘れてました。こんな曲だったか。楽しそうじゃないですか。こういう曲は結構好きかも。あっけらかんとしてて。 再びえもやんさんに指揮棒が戻り、E.Elgarの夜の歌・朝の歌。今度はしっとりとしていいですね。今回初めて聴いたのですが、オリジナルは管弦楽曲でしょうか?オリジナル編成の音源も聞いてみたいです。 そしてしっとりした後に今回のメイン、ロミジュリです。チャイコフスキーは、学生時代に「ロミオとジュリエット」、「スラヴ行進曲」、「イタリア奇想曲」、「序曲1812年」が入ったCDをよく聞いてましたね。なんかチャイコフスキーだけのCDってこの4曲の組み合わせばっかりだったような気が…。 マンドリン編成のロミジュリを初めて聴いたのは、ええと、フィロマンだったかな?あ、フィロマンのCDだったかも。で、実は僕の一個上の代も選曲に挙げていたらしく、スコアも部室にあった(違法コピーですが…)ので、たまに引っ張り出して弾いていましたが難しかったのを覚えています。 冒頭部のいくつかのパートによるSoli(?)のところは、結構よかったですね。「おおっ、そうそう!」みたいな感じで(どんなだ)。けっこうぞぞぞっときました。 テンポが上がって盛り上がってきても、感想としては「よく弾けてるなー」でした。失礼ながらあんなに弾けてるとは思ってなかった(^^;やはり人数的な問題もあり、全体的に音量が大きくなるところの迫力はもっとほしかった気もしますが、全体的にはよかったと思います。 そしてアンコールは夜の歌・朝の歌とのつながりか、エルガーの愛の挨拶でした。 しかし、自分が参加していた団体を客席から見る(聴く)ってのもなんだか不思議な感覚ですね。学生のときは、「代」というのがあったので自分が引退してもただの「代替わり」ですが、社会人団体は自分が抜けても変わらないですからね。 「やっぱ出たかったなぁ~」という気持ちや「たまにはこっち側から参加するのもいいなぁ~」という気持ちが入り混じってました。(そして今回の報告はいつもに増して好き勝手書いてすみません...) さて来年はどうなるかな。 あ、ちなみに演奏会終了後ですが、ちょっとだけ打ち上げに顔出してさっさと帰るつもりが、結局朝の5時まで居座ってしまいました。 その節はご迷惑おかけしました…>nbmn +-Concert Information---------------------------------------------+
SSAマンドリンオーケストラ 第7回演奏会 2004/09/04(Sat) 於:こまばエミナース 一部: ・プレリュードとフーガ/C.Mandonico ・マドリガル/C.Munier ・小ロンド「忠実なる騎士」/P.Chimeri ・劇的序曲/A.Cappelletti 二部: ・シベリア狂詩曲/G.Ivanov/帰山栄治 ・夜の歌/E.Elgar/笹崎譲 ・朝の歌/E.Elgar/笹崎譲 ・幻想序曲「ロメオとジュリエット」/P.I.Tchaikovsky/小穴雄一 Encore: ・愛の挨拶/E.Elgar/笹崎譲 +---------------------------------------------Concert Information-+ Last:
by hibi_k
| 2004-10-08 23:14
| 演奏会報告
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